五感を育てる保育

しろやまっ子の保育

しろやま共同保育園では、生活の中の様々な体験を楽しみながら、遊びこみながら、子どもたちの全面発達を目指しています。毎日、天気の良い日はお散歩に出かけています。リズム運動や戸外活動、食育活動など、どれも子どもたちの五感を目一杯刺激し、育てる活動が盛りだくさんです!月に一回の遠足(お弁当日)には、海・川・滝・道の駅やよい・つくみん公園・大入島・山登り(城山・龍王山・とがむれ・彦岳等)・高崎山&うみたまごなど色んな場所に足を運びます。季節やクラスに応じて、バラエティに富んだ楽しく充実した時間を過ごしています!

全面発達

\しろやまっ子の1日

生活の中にあるたくさんの”遊び”。

楽しみながら、育む力。

\しろやま共同保育園年間行事/

しろやまっ子の1年は行事盛りだくさん!

お天気の良い日は海へ山へ川へ!雨の日だって雨上がりの泥んこ遊びが楽しみ♪

ひな人形、針子にお面作り…季節の行事に合わせた創作活動の中で指先をしっかりと使うことが豊かな成長へとつながっていきます。

\過去の行事ピックアップ/

しろやままつり

ひつじ組(幼稚園でいうところの年少組)のころから、鰹節を削り、味噌汁を作り、自分たちで毎年お味噌を仕込んできた子どもたち 。新鮮な素材の味、お出汁の味、季節のもの、自然の味を味わうことで繊細な味を感じ取る味覚が育ちます。様々な食育活動を長く続けていると、子どもたちが一番大きな子ども達に憧れていたことが分るようなシーンにも出くわします。 「あんな風になりたい」「早く大きくなりたい!」と思うことは、大きく言えば『生きるチカラ』にも繋がります。

包丁を扱う手つき、上手に鰹節を削る様子、言わなくても鰹節を削るときには、ささっともう一人が鰹節削り器を押さえてあげる様子、上手に味噌を仕込んでいく様子、そして、何より「次に何をすればいいのか」と先を見通せる段取り力。毎日食べているものが、食卓に上がるまでには、たくさんの人の手を通して、多くの時間や手間暇をかけて作られているということを自分たちの体験を通じて学ぶことができます。

それと同時に、作るまでの過程のわくわくした楽しさ、出来上がって食べる時の喜び、「おいしいね」と言い合い、「ありがとう」と言ってもらえるうれしさを実感できることも大切ないい経験です。

日常だけでは身につかないチカラを確実に身に着けて卒園していくしろやまっ子。“食”を通じて人や自然とつながり、心も体も豊かに大きく育てる食育を実践しています。 

「さくら・さくらんぼ保育」のリズム運動といえば、脳の発達を促す運動として知られています。ピアノのリズムに合わせて体を動かし、音に反応して体を操作・調整していく中で、身体の隅々にまで神経を行き届かせます。骨や筋肉、関節の発達を促し、体の緊張をほぐしたりして、のびのびと躍動する手指の筋肉を作り出します。その筋肉から脳に伝えられる微妙な強力な刺激を重視し、子どもの全面発達を願ってこのリズム運動を取り入れています。就学前の6年間は脳中枢が最も発達する時期であり、この「リズム運動」はバランスのとれた身体作りに大変役立ちます。また、人の身体は、足から頭へと発達していきます。足=育ちの基礎を作ってこそ、体や頭が発達し、情緒豊かな子どもが育つと考えています。

各クラスに応じた散歩先を考えています。虫や小動物に触れ、四季折々の草花・樹木の変化を楽しみ、自然の中で思いっきり遊びます。また、しっかりと歩くことによって、足先まで運ばれた血液を心臓に送り返します。身体と心の調和のとれた成長・発達ができるように心がけています。

五感を刺激する泥んこ遊びは心身ともに子どもたちが大きく成長できる遊びです。

自然に触れることで自然への興味や愛着が生まれます。また心の安定やストレス解消にもつながります。

テレビやビデオはありません。送り迎えの時間、お昼寝前などに、絵本の読み聞かせを行い、想像力や豊かな心を育てます。また、人の話を聞ける集中力が育まれます。

人格形成の土台を作る大切な乳幼児期に、より良い環境を与え、その時期に越えなければならない課題をクリアにするためには、同・異年齢集団は必要なものです。ひとつの部屋で一緒に遊び・食べ・眠ることで、みんなが兄弟・姉妹のようになります。そんな集団生活の中でこそ「明るく・たくましく・やさしい子」が育つと考えています。

新鮮な酸素の入った血液を脳に送り込みます。坂道を登って階段を下りたり、斜面やでこぼこ道を歩くことによって足腰の強さを作り、土踏まずの形成を促します。また、身体の柔軟性やバランス、目と手の協応(複数の器官や機能が互いにかみあってはたらくこと。) 、手指の力、精神力などを身につけていくのに役立ちます。危機察知能力も養われ、子どもたちは、自分でやり遂げることで、大きな達成感や自信を得て成長するのです。

子どもにとって、書き言葉を獲得するまでの唯一の表現手段が描画です。大人(保育士)との1対1のコミュニケーションができるように、形にこだわらず絵でお話しする(自分の思いを伝える)ことを大切にしています。また、生き生きとした生活や楽しい遊びを基に豊かな表現活動ができるよう心がけています。

指先を使う多く使う制作遊びでは、「想像力や豊かな感性が身につく」、「季節や文化の背景を学べる」、「制作物でともに遊ぶことでコミュニケーション力を養う」などのねらいがあります。何より、毎日の様々な活動・体験を通じて遊びこんだ豊かな心で、表現する力が育ちます。

針を扱う作業は、集中力が必要となってきます。線の上をまっすぐに等間隔に縫っていく作業、小さな穴に繰り返し針を通す作業には忍耐力も必要となってきます。これまでしろやま保育園で学んできたこと、遊びこむ中で育ててきた力で、年長組最後の制作”300個の両三角錐 ”をつなぎます。

きりん組を中心に、子どもたちで雑巾がけの準備・後片付けまでします。集団生活の中で「役割」を受け持つ責任を喜びを理解し、自分たちが過ごす場所を自分たちできれいにしようとする自立心が芽生えます。何より、雑巾がけは四肢の筋肉をつけ、身体のバランス感覚を鍛えます。